SPECIAL

~Drinking Party 2019~
イベントレポート

 1/27(日)、TVアニメ「ぐらんぶる」スペシャルイベント~Drinking Party 2019~が開催された。登壇したキャストは、内田雄馬さん(北原伊織役)、木村良平さん(今村耕平役)、安元洋貴さん(時田信治役)、小西克幸さん(寿竜次郎役)、安済知佳さん(古手川千紗役)、内田真礼さん(古手川奈々華役)、行成とあさん(浜岡梓役)、阿澄佳奈さん(吉原愛菜役/夜の部のみ出演)。MCを小川麻琴さんが担当し、トークあり、ゲームあり、そして歌ありの楽しいイベント(飲み会)が行われた。


 キャストが全員ステージに揃うと、ドリンクを持ったお客さんと共に「杯を乾すと書いて!」「乾杯!」という作中の音頭でイベントがスタート。まずは作品についてのトークを繰り広げる。昼/夜の部で、「“印象に残っている”のは、どのキャラクターの、どのシーンですか?」や「もし登場人物の中で付き合うなら誰が良いですか?」「作中のキャラクターの行動 / セリフで、共感したシーン」などを発表し合うのだが、キャスト同士の仲の良さはもちろん、作品に対する深い愛情も感じることができた。
 続いては作品にちなんだゲームコーナー。昼の部は「王様ゲーム」で、テンションマックスで楽しむキャストたち。しかも「王様ゲーム」では、安元さんが3人の王様すべてから指名されるという驚異の引きを連発。しかもその相手がすべて違う男性キャストという信じられない展開にキャストも観客も大爆笑だった。王様の要望も「手をつなぐ」「10秒間、密着&抱き合う」「後ろから抱きしめて、感謝の気持ちを伝える」など、徐々にエスカレート。ガチでやっているからこその神がかった展開に会場は大盛り上がりだった。夜の部では「印象ゲーム」を実施。“この中で一番優しそうなのは?”など、何か印象を挙げて、その印象に合う人を指していくゲームなのだが、一番票を集めてしまった人がスピリタスならぬ、超苦いせんぶり茶ショットを飲まなければいけないという過酷なルールがあったため、勝負はよくわからない方向に……。「この中で一番弟だと思うのは誰?」というかなり限定された問いに、まずは内田雄馬さんがハメられ、その後「一番姉だと思う人は?」で姉である内田真礼さんがせんぶり茶を飲むなど(しかもなぜか安済さんも進んで一緒に飲む)、泥仕合の様相を呈してくる。結局コールを噛んでも飲むなど、全員がせんぶり茶を飲む流れになったのだが、キャストのお客さんを楽しませたい気持ちが強く感じられた。

 さらに本編にあったテニスのダブルスにかけて、「卓球ダブルス大会」を昼と夜に実施。こちらは男性陣だけでの対決や内田姉弟ペアが仲良く卓球する姿など、ファンが見たい組み合わせがたくさん見られた。真剣勝負をするその姿は、何事にも全力の『ぐらんぶる』らしさ、もしくはPaB(Peek a Boo)らしさが出ていたように感じた。

 朗読コーナーは、アニメ化されていない原作エピソードをキャストが演じるという嬉しい内容。昼の部は原作8巻から「印象ゲーム」、夜の部も同じく8巻から「大人の林間学校」を披露。昼の部では、参加出来なかった愛菜役の阿澄佳奈さんがこの朗読のために事前にアフレコをするという気合いの入りよう。コミックのカットがセリフごとスクリーンに映し出され、久々に見るキャラクター同士の空気感やテンションが素晴らしく、いつかこのエピソードがアニメ化されればいいのに、と誰もが思ったはずだ。特に夜の部の朗読では、バカ騒ぎからの伊織と千紗のちょっとキュンとするやり取りが聞けたことに感動した人は多かっただろう。

 アニメ通り、かなりテンション高く楽しませてくれたイベントだったが、ラストにもうひと盛り上がりがあった。話題となったED曲、伊豆乃風「紺碧のアル・フィーネ~二軒目にカラオケに入った俺たちのテンションスーパーMAXver.~」を内田雄馬さんと木村良平さんが熱唱! 観客もキャストと一緒に「アイッ!アイッ!」と叫び、タオルやペンライトを振りながらこの日一番の盛り上がりをみせた。
 そして最後はキャスト1人1人から、会場のお客さんに向けて感謝のメッセージが贈られ、イベントは幕を閉じた。

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